2021年3月、熊本に住む劉愛軍姉妹が、岐阜生命堂の王愛琴姉妹の紹介を通して私たちの教団と出会いました。彼らは、かつて新川誠牧師が導いた中国語の主日礼拝のように、心から神を礼拝できる中国語の霊的な家を強く求めていました。

実は今から28年前、新川牧師と石牧師は東大阪教会で共に華人の聖書研究会を導き、深い協力関係を築いていました。2021年4月17日、石牧師と師母が熊本を訪れ、劉姉妹や金昌萬兄弟、徳永兄弟らと交流を持ちました。翌日には熊本白川教会の主日礼拝にも参加し、現地の富山信牧師とも短く交わりを持ち、中国語集会のために教会の会場を借用できるよう願い出ました。

白川教会の役員会で承認を得て、2021年6月より定期的な集会が始まりました。同年6月5日には第一回の福音伝道会「苦しみの中の平安」が行われ、新しい来会者6名が出席し、熊本キリスト教生命堂が正式に設立されました。

神の真実と導きに感謝しつつ、2024年には交通の便が良い駅近くの貴重な土地を取得し、12月末には新しい熊本礼拝堂の献堂式を無事に終えることができました。これは単なる建物ではなく、福音の拠点であり、希望の灯台となる場所です。

どうか主がこの場所を用いて、より多くの人々をその御臨在へと導き、命の変革と刷新をもたらし、すべての栄光が神に帰されますように。